歯周病|駿河区下川原で歯科をお探しの方ははせがわデンタルクリニックまで

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静岡県静岡市駿河区下川原6丁目19−7

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歯周病は、日本人が歯を失う原因の第1位といわれている病気です。
歯ぐきや歯を支える周りの組織が細菌によって炎症を起こし、重症化すると顎の骨を溶かして歯が抜けてしまいます。
さらに、歯周病菌は誤嚥性肺炎・糖尿病・心疾患・脳梗塞・認知症などの重篤な病気のリスクも高めてしまいます。
歯周病から歯や健康を守るためには、定期検診・クリーニング、毎日の丁寧な歯磨きが大切です。
歯周病の予防から治療まで、当院にお気軽にご相談ください。

歯周病とは

歯周病は、歯肉や周囲の組織に炎症が起こり、徐々に進行する慢性の疾患です。
一般的に、歯垢や歯石によって形成される細菌性のプラークが、歯肉との接触によって炎症を引き起こすことが原因とされています。
放置すると炎症は進行し、歯肉の深部にある歯根面や歯槽骨に影響を及ぼし、歯周ポケットと呼ばれる隙間が形成されます。
歯周ポケットの形成は、細菌の増殖を促進し、炎症の進行をさらに助長します。
細菌がポケット内で増殖すると、歯槽骨に破壊をもたらし、歯の支持組織が徐々に失われていきます。
進行した歯周病では、歯のぐらつきや歯肉の出血、口臭、歯根の露出などの症状が現れることがあります。

歯周病の診断方法

歯周病は、歯とその周囲の組織に影響を及ぼす慢性的な炎症性疾患です。
早期の診断と適切な治療は、歯周病の進行を防ぎ、患者さんの口腔健康を維持するために非常に重要です。
さまざまな方法を使用して歯周病を診断し、最適な治療計画を立てることができます。

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    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・06

    口腔検査

    定期的な口腔検査を通じて歯周病の兆候や症状を評価します。歯茎の腫れや出血、歯周ポケットの深さ、歯垢や歯石の蓄積など、歯周病の兆候を確認するために口腔内を詳細に調べます。また、歯の動揺や咬合の異常など、歯周病が進行している場合に現れる他の徴候も観察します。

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    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・07

    歯周ポケット測定

    歯周ポケットは、歯と歯茎の間の溝のことであり、歯周病の重症度を評価する上で重要な指標です。歯周ポケットの深さを測定するために特殊な歯科用具を使用します。この測定により、歯周ポケットの深さが増加している場合や、歯周ポケット内に膿がたまっているかどうかを確認することができます。

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    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・06

    レントゲン検査

    歯周病の評価においてレントゲン検査を使用することがあります。レントゲン画像により、歯周病による骨の損失や歯根の異常を検出することができます。また、レントゲン検査により、歯周病の進行度や治療計画の立案に役立つ情報を得ることもできます。

歯周病の進行段階

歯周病は、歯と周囲の組織である歯肉や歯槽骨に影響を与える炎症性疾患です。
進行すると、重篤な口腔健康の問題を引き起こし、歯を失う原因となる可能性があります。
歯周病は進行段階によって症状や治療方法が異なるため、早期発見と適切なケアが重要です。


  1. 01正常な歯肉状態

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・01

    健康な歯肉は、淡いピンク色で、歯と密着しており、触れても出血することはありません。また、歯肉の溝(歯肉溝)も浅く、歯との接触面積が適切に保たれています。

  2. 02歯肉炎(歯肉炎症)

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・02

    歯周病の初期段階である歯肉炎では、歯肉が腫れたり赤くなったりすることがあります。歯磨きや歯間清掃時に軽度の出血が見られることもあります。歯肉炎は、口内衛生の不十分さやプラーク(歯垢)の蓄積によって引き起こされます。

  3. 03軽度の歯周炎

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・03

    歯周炎では、歯肉の炎症が進行し、歯と歯肉の間の溝が深くなります。この段階では、歯肉が腫れ、赤くなり、痛みや出血が増えることがあります。また、口臭や口の中の痛みなどの症状も現れる場合があります。

  4. 04中等度の歯周炎

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・04

    中等度の歯周炎では、歯周組織への炎症が進行し、歯と歯肉の間の溝が更に深くなり、歯槽骨の一部が破壊されることがあります。歯肉の腫れや出血がさらに進み、口臭も強くなる場合があります。また、歯が少し動いたり、噛む力が弱まったりすることも見られます。

  5. 05重度の歯周炎

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・05

    重度の歯周炎では、歯槽骨の大部分が破壊され、歯が不安定になります。歯肉の腫れや出血が増え、口臭も強くなります。歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)が深くなり、食物の詰まりや感染のリスクが高まります。この段階では、歯を失う可能性が高まるため、早期の治療が重要です。

歯周病と全身の健康への影響

歯周病は、口腔内の細菌感染症であり、歯茎の腫れや出血、歯肉の後退などの症状を引き起こします。
しかし、その影響は口腔内にとどまらず、全身の健康にも及ぶことが研究によって示されています。

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    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・06

    心臓病との関連

    歯周病と心臓病の関連性については、多くの研究が行われています。歯周病の進行に伴い、細菌や炎症物質が全身に広がり、血管内の炎症反応を引き起こす可能性があります。この炎症反応が心臓病のリスクを高める要因となると考えられています。さらに、歯周病の治療や予防によって炎症を軽減させることができ、心臓病のリスク低減につながるとされています。

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    糖尿病との関係

    糖尿病と歯周病には相互の関係があります。糖尿病患者は歯周病にかかりやすく、逆に歯周病の存在は糖尿病の管理を困難にする可能性があります。歯周病は血糖値の制御を悪化させ、糖尿病の合併症のリスクを高める可能性があるため、糖尿病患者においては歯周病の予防と治療が重要です。

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    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・06

    妊娠との関わり

    妊娠中の歯周病は、母体や胎児の健康に影響を及ぼす可能性があります。歯周病による口腔内の炎症は、早産や低体重児のリスクを増加させるとされています。妊娠中の歯周病予防と早期治療は、母子の健康を守るために重要な対策です。

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    他の全身疾患とのつながり

    歯周病は、炎症性疾患や免疫系の疾患、呼吸器疾患、消化器疾患など他の全身疾患とも関連があります。例えば、関節リウマチや炎症性腸疾患などの病気の患者さんは、歯周病の発症リスクが高いとされています。また、口腔内の感染症や炎症が呼吸器疾患や消化器疾患の悪化を引き起こす可能性もあります。

歯周病予防をしましょう

歯周病は、歯と周囲の組織の炎症を引き起こす疾患であり、歯を支える組織を徐々に破壊してしまう可能性があります。
予防は非常に重要であり、早期に対処することが歯と歯茎の健康を維持する鍵となります。
まず、適切な口腔衛生習慣を身につけることが大切です。歯垢(プラーク)は、口腔内に常に存在する細菌の集まりであり、
歯周病の主要な原因です。毎日のブラッシングと歯間クリーニングを徹底し、歯垢を除去しましょう。
正しいブラッシング方法や歯間クリーニングの具体的な手法については、歯科衛生士からの指導を受けることをおすすめします。
さらに、定期的な歯科検診と歯のクリーニングを受けることも大切です。定期的な検診によって、
歯周病の初期段階であれば早期に発見し、治療の可能性が高まります。 さらに、食事や生活習慣の見直しも歯周病予防に役立ちます。
バランスの取れた食事や砂糖の摂取を控えることで、歯垢の形成を抑えることができます。
喫煙や過度のストレスも歯周病のリスクを高める要因となるため、できるだけ避けるようにしましょう。