むし歯治療|駿河区下川原で歯科をお探しの方ははせがわデンタルクリニックまで

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〒421-0113
静岡県静岡市駿河区下川原6丁目19−7

tel. 054-204-3000
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むし歯は自然治癒が難しく、放っておくとどんどん進行してしまいます。
治療期間や治療費を抑え、なるべく痛い思いをしないように早めに治療を始めましょう。
歯に装着していた詰め物・被せ物が外れてしまった場合は、むし歯の再発を防ぐため、
基本的には作り直すことをおすすめしています。外れたまま放置しておくと、むし歯になったり、
歯が欠けてしまったりすることもあるので、すぐにご相談ください。

むし歯になる原因

むし歯は、私たちの口腔内でさまざまな要因によって引き起こされる疾患です。
主な原因として、糖分と細菌、そして歯の質が関与しています。

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    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・06

    糖分

    むし歯の主な原因の一つは、糖分の摂取です。私たちの口腔内には、むし歯を引き起こす細菌が存在しています。
    これらの細菌は、私たちが食べ物や飲み物を摂取した際に、糖分をエネルギー源として利用します。
    細菌が糖分を分解する過程で、酸が生成されます。この酸によって、歯の表面にあるエナメル質が溶け出し、むし歯が形成されるのです。
    酸による攻撃は、飲み物や食べ物の摂取後20〜30分ほど続きます。つまり、頻繁に糖分を摂取することで、歯の表面は継続的に酸攻撃を受けることになり、むし歯の発生リスクが高まるのです。

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    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・07

    細菌

    細菌もむし歯の原因となります。私たちの口腔内には、数多くの細菌が存在しており、中でも「ミュータンス菌」と呼ばれる細菌がむし歯の主要な病原体として知られています。これらの細菌は歯の表面に付着し、糖分をエネルギー源として利用します。
    ミュータンス菌は、糖分を分解する過程で酸を生成し、口腔内のpHを下げ、酸性環境が歯の表面に形成され、エナメル質が溶け出しやすくなります。
    また、細菌の付着によってプラーク(歯垢)が形成され、これが歯の表面に張り付いたまま放置されると、酸産生や細菌の増殖が促進され、むし歯のリスクが高まるのです。

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    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・06

    歯の質

    歯の質もむし歯の発生に関与します。歯はエナメル質、象牙質、セメント質といった組織から構成されていますが、個人によってこれらの組織の硬さや抵抗力は異なります。 歯の質が脆弱な場合、エナメル質が細菌や酸に対して十分な防御力を持てず、むし歯になりやすくなります。また、象牙質やセメント質が脆弱な場合も同様です。 歯の質は個人差があり、遺伝的要素や生活習慣、口腔ケアの程度などが影響します。例えば、十分なフッ素摂取や適切な歯磨きなどの予防策を講じることで、歯の質の改善や強化が期待できます。

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    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・07

    時間

    むし歯は時間の経過とともに進行する疾患です。口腔内に存在する細菌が糖質を代謝し、酸を生成する過程は、摂取から数分で始まります。
    酸による歯の組織の溶解が続く時間が長ければ長いほど、むし歯の進行リスクは高まります。 食事後には、口腔内の酸性環境を速やかに中和するために、水でうがいを行いましょう。
    また、糖質の摂取を制限し、定期的な歯磨きやフッ素入りの歯磨剤の使用などの口腔ケアを適切に行うことで、酸攻撃の時間を短縮し、むし歯の予防につながります。

むし歯の進行段階

  1. CO初期のむし歯

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・01

    CO、または初期のむし歯とは、まだ目に見えない段階です。この段階では、歯のエナメル質(表面の硬い層)がまだダメージを受けていませんが、すでに細菌が歯の表面に付着している可能性があります。食事後に口の中が酸性になり、細菌が繁殖することで、むし歯の原因となる酸が生成されます。酸によってエナメル質が溶けることで、むし歯が進行します。 初期のむし歯は、一般的に痛みを伴わず、視覚的にもわかりにくいです。しかし、歯科医師の定期的な検診によって早期発見が可能です。早期のむし歯は、適切な予防策や生活習慣の改善によって進行を止めることができます。

  2. C1初期酸蝕

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・02

    C1は、初期酸蝕とも呼ばれ、むし歯の初期段階でエナメル質に軽度なダメージが生じた状態を指します。エナメル質は酸に弱く、酸性の環境が続くことで溶け出してしまいます。この段階では、まだエナメル質の表面に小さな白い斑点が見られることがあります。 C1の症状としては、冷たい飲み物や甘い食べ物への過敏性や、歯の表面がごくわずかにざらついている感じが挙げられます。定期的な歯科検診によって、早期の酸蝕を発見し、適切な予防措置やフッ素の利用によって進行を防ぐことができます。

  3. C2中等度のむし歯

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・03

    C2は、エナメル質の中程度なダメージを示します。この段階では、エナメル質の表面だけでなく、内部の組織も侵されています。透明なエナメル質の上に黒や褐色の斑点が見られることがあります。 C2の症状としては、冷たい飲み物や甘い食べ物への過敏性が増し、痛みや歯の変色が現れることがあります。この段階では、主に詰め物や・被せものの治療が必要です。

  4. C3エナメル質と象牙質の重度なダメージ

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・04

    C3は、エナメル質と象牙質の重度なダメージを示します。この段階では、むし歯が神経に近づいており、神経への感染や痛みが生じる可能性があります。歯の表面に黒や茶色の斑点が現れ、穴が開いていることもあります。 C3の症状としては、冷たい飲み物や温かい食べ物への過敏性、歯痛、または噛むと痛むなどが挙げられます。この段階では、根管治療や歯の被せ物など、適切な治療法で、歯を健康な状態に戻すことを目指します。

  5. C4歯の深部までダメージが進行

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・05

    C4は、むし歯の進行が最も深刻な段階を指します。この段階では、むし歯が歯の根の部分まで進行し、周囲の組織や骨までダメージを及ぼしている可能性があります。歯の表面は黒や茶色に変色し、膿がたまることもあります。 C4の症状としては、強い歯痛や腫れ、歯の動揺などが現れます。この段階では、歯を救うために抜歯が必要な場合もあります。

むし歯にならないために

  1. むし歯は、歯の表面にできる穴や崩れです。 定期的な歯科検診や予防歯科でむし歯を早期発見・早期治療が可能です。 大切な歯を守る為に、予防をしていく事をおすすめいたします。

根管治療

根管治療は、歯の内部に存在する根管(神経や血管が通っている部分)に炎症や感染が起きた場合に行われる歯科治療の一つです。
通常、虫歯の進行や外傷などが原因で、根管内の神経や血管が損傷し、炎症や感染が引き起こされます。
この治療は、患者さまの痛みを軽減し、歯を保存するために重要な役割を果たします。
神経や血管の炎症や感染が放置されると、痛みや腫れだけでなく、顎の骨の破壊や周囲の組織への感染のリスクも高まります。

根管治療の流れ

  1. 01検査と診断

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・09

    根管治療を必要とする可能性があると判断された場合、まず歯科医師は検査を行います。レントゲン撮影や触診によって、歯の根管内の異常や感染の程度を確認します。また、痛みや腫れなどの症状を詳しくお聞きし、患者さまの症状や歯の状態を把握します。

  2. 02麻酔と感染対策

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・10

    治療を開始する前に、患者さまの口腔内を清潔に保つため、歯科医師は適切な感染対策を行います。また、治療中の痛みを軽減するため、麻酔を使用します。麻酔は局所麻酔が一般的であり、患者さまが治療中に痛みを感じにくくなります。

  3. 03歯の露出

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    治療を始める前に、歯科医師は歯を露出させるためにゴムシート(ラバーダム)を使用します。このゴムシートは、周囲の組織や口腔内を保護し、治療の効果を高める役割を果たします。

  4. 04根管の治療

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・11

    根管にアクセスした後、歯科医師は特殊な器具で根管内の炎症や感染の原因となる組織や細菌を除去します。また、根管内を洗浄し、消毒することで感染の拡大を予防します。

  5. 05充填と封鎖

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・11

    根管内を清潔にした後、生体適合性の高い充填材料で根管を充填します。充填材料は歯の内部に密着し、細菌の侵入を防ぎます。充填が完了した後、歯科医師は根管の出口部分を封鎖し、再感染のリスクを低減します。

  6. 06再建と修復

    駿河区下川原・はせがわデンタルクリニック・11

    根管治療後は、歯の構造が弱くなる可能性があるため、再建と修復の手順を行います。これにより、歯の強度と機能が回復し、噛むことや話すことに支障がなくなります。再建と修復には、詰め物や被せ物、インプラントなどが使用される場合があります。